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障害児モデルの撮影を行いました

日本理化学工業様にて障害児モデルの撮影を行いました

皆さんは、日本理化学工業をご存知ですか?

「日本でいちばん大切にしたい会社」に選ばれ、渋沢栄一賞も受賞され、カンブリア宮殿にも出演されたという輝かしい経歴をお持ちの企業です。

しかし、日本理化学さんが本当に素晴らしいのは、これまでの歩みです。

60年以上前から障害をお持ちの方を雇用され続けていて、今ではなんと、全従業員の約7割が障害をお持ちなのです。

残念ながら、日本ではまだ「障害者雇用=雑用係」という認識が強く、障害者を雇用している多くの企業が彼らを戦力としてみていません。

多くの仕事は清掃などのように誰もやりたがらないもので、給与も安いです。

しかし、日本理化学工業さんは違います。

障害のある方々の強みをいかし、彼ら・彼女らを会社のやり方にあわせるのではなく、会社のやり方を彼ら・彼女にあわせるのです。

字が読めない方にはイラストを使ったり、時計が読めない方には砂時計を使って時間を計るなど、60年以上の間、どうしたら彼ら・彼女らにとって働きやすい環境を作れるかを、ずっと模索し続けているのです。

私は10年以上前に「日本でいちばん大切にしたい会社」を読んで日本理化学工業さんを知り、一気に心を掴まれました。

こんなにステキな企業が日本にあるなんて…と、何度も涙を流しました。

昨年から障害児モデル事業をはじめた事で、「いつか日本理化学工業さんとお仕事で共演がしたい」という願いが強さを増しました。

そして今年の3月、ダメ元で日本理化学工業さんのホームページのお問合せからメールをお送りしました。

私のありったけの想いを詰め込んだ長文メールです。

まさかお返事が返ってくるとは思っていなかったのですが、ご担当者さんがメールを読んでくださり、ご返信をくださいました。

そして…2022年5月9日の土曜日、日本理化学工業さんの主要商品である「キットパス」の広告モデルとして、弊社モデルのすみれちゃんとなぎさちゃんが撮影を行いました。

撮影日当日、朝は大雨でしたが、撮影を進につれて雨は止んできました。

2人は他のモデルさんたちと一緒に、キットパスを使って自由に楽しく窓に絵を描いていきました。

すみれちゃんとなぎさちゃんは初対面でしたが、そうとは思えない程一気に心を通わせて、ずっとおしゃべりしながらお絵描きしていきました。

2人の心を惹き合わせてくれたのがキットパスです。

こんなに大きな窓にありったけの絵が描ける…

お絵描き好きな2人にとっては、夢のような時間だったに違いありません。

2人をモデルに起用してくださった日本理化学工業の皆様、この場を借りて改めてお礼を申し上げます。

この度は本当にありがとうございました。

日本理化学工業さんの素晴らしさが16分でわかる動画↓

https://www.youtube.com/watch?v=UQtq3Zj0tEM

 

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